目的・概要

 やまぐち国産飼料用トウモロコシ高度利用化センターは、国産飼料用トウモロコシを原料とする飼料製造工場です。当施設は国内初の工場として、注目を集めております。

 国産の飼料用トウモロコシを中心に、地域産飼料を製造することで、利益率の高いトウモロコシの生産や畜産物の付加価値化を進め、地域に持続可能な農畜産業を確立するとともに、地域住民に安心・安全で健康な食と新たな食文化を提供します。具体的には、肉用牛や乳牛など飼育畜種や舎飼いや放牧など経営形態に対応する飼料をきめ細かに製造していきます。

内容

製造量(国産配合飼料での計算)
①年間最大製造能力(乾燥機の能力で計算)
・当初(乾燥機2台) 年約868t(飼育可能頭数:牛約248頭、必要圃場:約70ha)
・最終(乾燥機5台)   年約2,170t(飼育可能頭数:牛約620頭、必要圃場:約173ha)
②製造スケジュール(予定)
2024年度200t、 2025年度240t、2026年度280t、2027年度320t、2028年度360t
運営会社・設置場所 株式会社あぐりんく(宇部市山中1-1)

実績

飼料販売実績(R7年1月17日現在)

配合飼料142t
ミックス28t
小計170t

トウモロコシ生産面積(2024年度) *やまぐち子実コーン協議会全体

子実トウモロコシ37ha
トウモロコシWCS7ha
合計44ha

今後の課題

やまぐち子実コーン協議会の今後の課題としては、まずは飼料用トウモロコシの生産者・生産面積・反収の増加を目指すことです。より多くの生産者様とご協力して、収量の拡大に尽力して参ります。

また、地域産飼料の販路の拡大も大きな課題です。こちらもより多くの消費者の方々から必要とされる組織を目指して参ります。

飼料工場に関する写真集